風俗営業や水商売を公認会計士・税理士小松由和(小松会計事務所代表)が税金・節税・税務調査に絡めて解説するサイトです。

キャバクラの節税

近頃は昼キャバという言葉も序々に定着していくるようになりましたね(風適法で日の出から午前0時まで営業時間が決まっています)。さらにはクラブとキャバクラの中間のニュークラブなるものも登場して、キャバクラ的なものは裾野が広がっています。キャバクラはクラブと違い商売的には非常にギャンブル的要素が強い職業です。なぜかというと、女性の在籍者が多いためクラブよりも固定費が多く、かつクラブと違って指名料や同伴、ドリンクチャージが売上を伸張させます。客さえ入れば儲かる率が格段に跳ね上がります。中には月300万円も使う常連さんもいます。

よくあるセット料金客の計上とか、イベントの経費計上の問題とか節税するのにもいろいろな要素があります。中には明らかに違法の状態で2年ごとに店舗を移転し、法人替えをして消費税逃れしている悪質なところもあります。すいませんが、そのようなことをもくろんでいる経営者とは当事務所ではおつきあいできません(何度か相談されたことはありましたが、こちらからお断りしました)。

やはり、焦点は銀座のクラブと同様源泉税の徴収でしょうか?何年間も源泉徴収しておらず、平気で5000万円以上の追徴を食らうところとかありますし、やはり忘れずにキチンと管理することは大切です。

ところで、私がキャバクラでの関係者などから聞いた話ですが、女の子からの源泉徴収金額はよくて10%多いところだと20%もデータ管理料、旅行積立金、厚生費などの名目で源泉所得税と一緒に徴収するそうです。普通、源泉所得税は10%以下なので余剰分は雑収入に振り返ることになります。データ管理料として徴収するならば消費税法上課税売上、税金として記載してあるならば対価性がないので非課税となります。旅行積立ならば預り金ですね。細かい違いがあるのでよく注意しましょう。