風俗営業や水商売を公認会計士・税理士小松由和(小松会計事務所代表)が税金・節税・税務調査に絡めて解説するサイトです。

株式上場問題

風俗営業が上場できないというのは周知の事実です。遊技場経営(パチンコ・スロット店)がかつて株式を上場させようとしましたが、ジャスダック証券取引が2006年3月28日に「却下」して以来少しは騒ぎが収まるかと思っていましたが最近こんな記事がありました。

第3回PTB監視結果、分類評価で初のAAAも(2009/07/10更新)
一般社団法人パチンコ・トラスティ・ボード(略称/PTB)は7月8日、東京・銀座にあるPTB事務所内で記者会見を開き、第3回PTB監視調査結果を発表した。

PTBはパーラー企業の内部統制やリスク管理体制のあり方などについて中立・公正な立場から監視、格付評価を実施する第三者機関。05年2月に設立され た。監視委員は弁護士や公認会計士などで構成され、監視および格付評価は06年から毎年1回のペースで進められている。昨年11月から今年3月にかけて実 施された今回の第3回監視調査は、ダイナム、ニラク、ピーアークホールディングス、マルハンの4社が受けた(第1回は今回の4社を含む7社、第2回は同5 社)。

監視結果は4社の平均格付で示されたが、10分類(※)ある評価対象分類のすべてで「A」(シングルA)以上をマーク。「ガバナ ンス体制」「財務管理体制」「社会的要請への対応」の3分類は「AA」(ダブルA)、「反社会的勢力への対応」「法令遵守体制(風適法)」の2分類では4 社すべてが最高の「AAA」(トリプルA)を獲得した。分類別の平均格付で「AAA」が出たのは今回が初めて(1回目は7社平均、2回目は5社平均)。評 価段階は「AAA」を最高に、最低の「─」(評価不能)までの全8段階となっている。

この結果を踏まえてPTB監視委員会の大久保和孝 副委員長(公認会計士)は、「今回は4社平均だったが、確実にレベルは上がってきており、いつでも上場できるぐらいの管理体制を保持している」と総括。木 下潮音委員(弁護士)は、「長時間労働や、いわゆる名ばかり管理職などの問題はまったくなかった。時間外手当はきちっと払われているし、長時間労働が起き ないような体制づくりも十分に進められている」と高く評価した。

※評価対象分類…「ガバナンス(企業統治)体制」「経営者による基本的姿勢」「基本的フレームワーク」「財務管理体制」「反社会的勢力への対応」「社会的要請への対応」「法令遵守体制(重要法規)」「法令遵守体制(風適法)」「法令遵守体制(労働法)」「内部監査体制」
http://www.adcircle.co.jp/greenbelt/news/contents/3280.html
まだまだ、あきらめてはいないように記事は受け取れます。ライブドアがプロ野球の球団を買収する際も、アダルト画像や動画サイトを関連会社で営業しているので歓迎できないという記事も見たこともあります。風俗営業が社会的な地位向上を目指すのはまだまだ茨の道のようです。
はっきり言って上場は少なくとも無理かと思われます。もし、風俗営業で上場を目指すのなら連結売上で風俗営業関係の売上比率を相当落とさないといけないと感じます。